ダイドー電子の製品やサービスに関して、よくいただく質問と回答を集めました。
ご希望の答えが見つかりづらい場合は「お問い合わせ」をご利用ください。

ダイドー電子ではどのような磁石を製造していますか。

希土類磁石の粉末と結合材として樹脂を混合させて作るボンド磁石と希土類磁石の粉末だけで作る強力な磁石を作っています。ボンド磁石にはNdFeB系磁石とSmFeN系磁石の2種類を扱っています。
磁石粉のみで作る熱間加工磁石は、焼結磁石とよく比較されますが熱間押出し法と言う独自の製法で作られるダイドー電子のみが供給できる磁石です。フェライト磁石、アルニコ磁石は製造しておりません。

このページの先頭へ

ダイドー電子の製造拠点はどこにありますか。

国内は、岐阜県中津川に本社工場、海外では中国広東、タイのアユタヤにそれぞれ製造拠点があります。

このページの先頭へ

希土類金属の原料供給は主にどこから入手していますか。

主に中国が原産国ですが、調達先(国)の複数リソースの検討を推進しています。

このページの先頭へ

ダイドー電子の希土類磁石の主な用途は何ですか?

自動車の主機モーター/ジェネレーター、各種補機モーター/センサー、産業ロボ、医療用途等に採用頂いています。

このページの先頭へ

永久磁石といわれますが本当に永久なんですか。

一般的な使用環境下では半永久的に磁力を保持できます。熱や湿度など特殊な環境では経年的に磁力変化を起こしますので、ご相談ください。

このページの先頭へ

磁石は最高何度まで使用可能ですか。

150℃、180℃など必要とされる耐熱レベルに応じた素材を用意しておりますので、ご相談ください。

このページの先頭へ

どのような塗装ができますか?

エポキシ電着、吹付け塗装、ニッケルメッキなど、ご利用環境に適した表面処理が可能です。

このページの先頭へ

ラジアル異方性熱間加工リング磁石の製造可能なサイズはどれくらいですか?

外径ø7.5-70mm、肉厚1.0mm、長さ70mm程まで対応可能です。

このページの先頭へ

ラジアル異方性熱間加工リング磁石の標準的な寸法公差を教えてください。

内外径公差±0.05mm、高さは±0.20mm、ø10未満の小径特殊サイズは内外径公差±0.04mm、高さ±0.05mm。

このページの先頭へ

希土類磁石はREACH、RoHSに対応していますか?

各種環境保全関連法を遵守した対応を取っています。REACH、RoHS法に適合した磁石を供給しております。

このページの先頭へ

ボンド磁石の圧縮磁石と射出磁石はどう違うのですか。

圧縮品は磁石粉末と熱硬化性樹脂を混ぜて圧縮成形したものです。射出品は磁石粉末と熱可塑性樹脂を混ぜて射出成形したものです。
射出品は樹脂比率が高く流動性が良いため、複雑形状も成形可能ですが、樹脂比率が圧縮品よりも高い為、磁気特性はやや低めとなります。

このページの先頭へ

ラジアル異方性熱間加工リング磁石は焼結磁石とどのように違いますか?

熱間加工磁石の製造プロセスには焼結磁石のような磁場中成形による配向工程はなく、熱間塑性加工による機械的な配向工程となります。
また、焼結磁石の名称の由来でもある焼結工程(1000℃~1100℃)もありません。

このページの先頭へ

磁石を樹脂部品やシャフトに組み込んで使うのですが、アドバイス願います。

磁石と組み合わされる部品や筐体素材の熱膨張係数の差に注意して使用温度による各部材の膨張収縮は十分に配慮ください。熱応力を吸収するための最適な接着剤など各種実績に基づきご提案をさせて頂きます。
また、接着品では達成できない公差範囲など更に高い精度が必要な場合は接着を省いた一体成形、2材成形等の選択も可能です。

このページの先頭へ

着磁した磁石を運搬する場合の注意事項を教えてください。

Nd磁石は強力な磁力を有するため、時計、磁気記録式カード等が狂うことや、磁石同士の吸着など衝突破損や、指の挟まれなど怪我をすることがあります。
また、航空機による運搬には磁気漏洩防止を図るなど電子機器に悪影響を与えないよう特別な配慮が必要です。

このページの先頭へ

荷姿の梱包形態はどのようになっていますか?

梱包は製品形状に合せ、専用トレーをご用意する場合と、汎用トレーまたはビニール袋を利用頂く場合があります。熱収縮性シュリンクパックに数段纏めて、規定ダンボールに梱包致します。詳細梱包仕様についてはご相談ください。

このページの先頭へ

JP/EN